コインの基本情報
現在カナダでは多くの記念コインが出回っている。まず、その記念コインたちを知る前に、カナダのコインについての基本情報を知っておこう。
通称
1セント (ペニー[Penny])
5セント (ニッケル[Nickel])
10セント (ダイム[Dime])
25セント (クォーター[Quarter])
1ドル (ルーニー[Loonie])
2ドル (トゥーニー[Toonie])
以上の6種類が一般的に出回っているコインの種類で、()内は通称名。この通称名にも理由があり、ニッケルは作られている素材から付いた、とか、クォーターは1ドルの4分の1だから、など様々だ。中でも2ドルは、ほかのコインに比べ比較的新しく、その製作理由は「紙幣より硬貨のほうが寿命が長いから、コスト削減になる」だそうな。なんとも経済的な理由で発行されている2ドル硬貨だが、製作理由ではなく“政策理由”という感じなのは気のせい? さらに「1ドルの2倍だからトゥーニー」と呼ぶ人もいれば、「1ドルがルーニーで鳥の名前だから、2ドルはベアーだ」と、言う人もいて面白い♪
余談ですが、最近は“バンクーベアー”(BBS参照)なる置物がダウンタウン内に出没していることから、ベアー派の巻き返しが起こりそうな予感!?
コインの表裏
コインの表裏については、すべてのコインとも、エリザベス2世(Dei Gratia Regina Elizabeth U)の肖像が描かれてあるほうが表になるそうな。まぁ、裏の顔って言うとなんか変な感じがしますからね♪ あと、それぞれの裏に描かれているものは以下の通り。
1セント:メープルリーフ
5セント:ビーバー
10セント:帆船
25セント:カリブー
1ドル:ルーン
2ドル:北極熊
記念硬貨(Memorial coins)
種類が多いカナダの記念コインたちだが、その中でもいくつかのコインを紹介していこう!
色鮮やかな、カラーコイン!
記念コインの中でも目立つのが、このカラーコイン。2004年に発行された25セントのもので、裏の中心部分に戦没者供養の象徴とされる赤いポピーの花が描かれている。比較的新しいコインだが、カラー部分がにじんでいるものや、薄くなっていることが多く、ハッキリ描かれているものは貴重になるかも?!ちなみに、ポピーの部分がゴールドになっているバージョンもあるらしい。
毎月発行、記念コイン?!
一般的に出回っている記念コインの中で、もっとも種類が多いのが25セントの記念コイン。その理由は「1年間、毎月記念コインを発行する」という、なんとも粋な企画がこの25セントで数回に渡り行われているからである。カナダ連邦生誕125周年記念し、1992年当時のカナダ9州、3準州がそれぞれ描かれたものや、1999年、2000年のミレニアムデザインのものなどがコレにあたり、とても収集意欲をそそられるシリーズだ。
えっ、50セントコイン?!
一般常識を覆すような一品。サイズは25セントと同じぐらいで、入手経路を聞いてみたところ「25セントと混じって返ってきた」とのこと。果たして、何と呼んだらいいんだ、50セント?! 公衆電話や自動販券機では使えるのか、50セント?! いや、使えなそうだっ、50センートっ!! 多くの謎を持つコインである。
一般流通では手に入らない、限定コイン?!
収集意欲が高まってしまい“限定品”の一言に弱いあなたにオススメなのが、このコイン。一般流通とは別で作られている限定もののコインで、様々なデザインのものがあります。中には、すでに販売を終えているものもあり、人気のあるデザインは販売価格の10倍の値段で取引されているとか…。ちなみに、この販売限定コインは郵便局などで買えるらしい。
あとがき
個人的に30種類ぐらい集めているけど、まだまだ持っていない種類を目にすることが多々ある。上記で取り上げた以外にも、年号が2つ記載されている“ダブル・デイト”や、円形ではなく角がある“角カット”コイン、エリザベス2世の肖像も変化しているなど、様々な種類があります(もしかしたら、気づいていない特殊なモノも?)。色々なコインを探して見ていくと、カナダの歴史背景やイベントなど面白い情報が得られることも多い。中には、アメリカや他国のコインが混じっていたりすることも、しばしば。何気に使っているコインたち、ぜひあなたも一度、目を向けてみては♪ |