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入り口に足を踏み入れると、さっそく水槽の中から2匹の可愛らしいフグが出迎えてくれます。壁一面には何種類もの日本酒のボトルが並べられていて、お酒好きなリポーターは思わず目が釘付けになってしまいました。お店の奥には、日本のお寿司屋さんを思わせる大きな寿司カウンターとネタケース。和風の照明に照らされた店内は、私たちにとっては懐かしい、日本のカジュアル料亭そのものです。
そんな様子を楽しみながら席に着き、ワクワクした気持ちでメニューを開くと、ズラリと並んだ日本食! お刺身、お寿司に、天麩羅、照り焼き料理、酢の物、麺類、丼ものなど、ありとあらゆるラインナップに目移り……あれ、でもフグ料理がないような? (この疑問はあとでオーナーさんに聞いてみることとします。)
少し不思議に思いながらも、とりあえずお酒からオーダー。日本酒($3.75〜)の品揃えも充実していて、約20種の中から選ぶのは大変でした。他にもビール($3.75〜)やワイン($4.5〜)はもちろん、焼酎(4.75〜)やウィスキー($6.50〜)も用意されているもので、ドレもコレも頼みたくなってしまい、困りました(笑)。
食前酒でほろ酔いになる準備をしていると、早速料理が運ばれてきました。まずは日本食レストランで飛ばすことはできない、魚料理からいただいてみることに。「握り盛合わせ」(味噌汁付$17)新鮮な魚を使用しているからか、どれもこれもネタがとても甘く感じられ、魚介によってそれぞれの歯ごたえも抜群。また、個人的にかなり興奮してしまったのが、天麩羅盛り合わせ($7.00)の海老で、その大きさには驚きでした!
さらに、お店の人がオススメしてくれたのがA5ランクの神戸牛ステーキ! 日本でもめったにお目に掛かれない高級和牛を、バンクーバーで!? 何でも、仕入れられた日に限ってお店に並ぶ特別なメニューだとか。ほとんどお客様サービスで、かなりお値打ち価格でお出ししているそうです。石の上で焼いて食べるピンク色の霜降り肉は、綿飴のようにお口の中でとろけていく、まさに絶品なお味でした……。
たきふぐのお料理は素敵なお皿の上に繊細に盛り付けられていて、目で見ても楽しめるものばかり。次回は日本人以外の友達と来て、日本料理の美しさを見せてあげたいなぁなんて思っていたところに、オーナーが登場。そこで最初に抱いた疑問「『たきふぐ』なのにフグはいないんですか?」という質問をぶつけてみました。
残念なことに、法律上カナダではフグを調理して出すことは禁じられているそうです。(日本でも、フグの調理には免許が必要ですよね。)では、フグ料理がないのに、なぜ「たきふぐ」という名前にしたのでしょうか? それは、オーナーが日本に旅行したときに食べたフグに大感動したからなのだそう。お店の名前にしてしまうほど、日本のフグに感動してくれたんですね♪ (それにしても、こんなに本格的な日本料理屋のオーナーさんが日本人じゃなかっとは! バンクーバーって、本当にマルチ文化な街ですね。)
本格的に日本料理を楽しめるお店「たきふぐ」。バンクーバーにいる人は一度は足を運んで欲しいレストランです。
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