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カナダからできること −東日本大震災から1年を経て−

死亡者15,854人、行方不明者3,203人(2012年3月8日現在、警視庁発表)という甚大な被害を及ぼした東日本大震災が発生してから1年にあたる3月11日に、日系センターにてJAPAN LOVE主催によりPhoto Exhibition 365daysが開催された。
会場では被災地の現状を伝える写真100点以上を公開。震災発生直後の状況から、自衛隊、医療関係者の支援の記録、そして復興へむかう被災地の姿が時系列に展示された。その中には被災者自身の手で撮影されたものも多く、日本人だけではなくカナダに住む各国の来場者の関心を集めていた。
被害を伝える写真の中には、校庭に一度避難した後、近くに裏山があるにも関わらず、近くの三角地帯を避難先とし、移動途中に津波に飲み込まれ、全校児童108名中70名が死亡し、4名が行方不明(2012年1月23日現在)、教職員11名のうち9名が死亡、1名が行方不明(2011年4月9日現在)となった石巻市立大川小学校の校門に手向けられた花の写真もあった。
またJAPAN LOVE のメンバーには高井洋季さんのように気仙沼へ赴きボランティア活動をして、写真を撮ってきた方もいる。今回は高井さんからある被災者の女性のお話を詳しく聞くことができた。
震災当日、女性は津波警報が鳴る中寝たきりの夫を避難させるすべがなく、一人で避難せざる終えなかった。夫を亡くし、農作業の畑も被害を受け、将来に対する希望をなくしていたが、ボランティアとの会話を経てもう一度仕事をしたいという気持ちになり、ボランティアによって瓦礫の撤去をされた畑で、現在は仕事を再開している。
会場には瓦礫撤去前の畑と、撤去後の畑で仕事をする女性の写真が展示された。このようにJAPAN LOVEは海外メディアでは報道されなくなった被災者の生の声を伝えている。
JAPAN LOVE代表の遠藤明日香さんに、震災後1年というタイミングで写真展を開いた理由を投げかけたところ、「1年経ち、海外メディアで震災の報道がされなくなっていく現状を目にし、震災を風化させずに甚大な被害を及ぼした現状を伝えるとともに、被災地の再建へ向けたポジティブなメッセージを発信したいから」という答えが返ってきた。
2004年スマトラ沖地震、2008年四川大地震、2010年ハイチ地震を時が経つにつれて日本のメディアが報じなくなったのと同様に、カナダの地元メディアは日本の震災について報じなくなってきた。しかし被災地は震災から1年という月日が経ったのみで新しい街の再建に何年かかるのか手探りの状態だ。その現状を報道する中で、今回のような自然災害は世界のどこでも起こりうることを伝え、またこのような甚大な被害を起こさぬようにその教訓を世界に発信し続けていくことが重要で、そこに私たちがここ海外で震災の報道を続ける意義があるのではないか。

JAPAN LOVE
http://japanlove.ca/

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瓦礫撤去が進む被災地の様子。
 
津波により被害を受けた女性の畑。
 
現在は、ボランティアによって瓦礫撤去された畑で仕事を再開している。
 
会場内に展示された千羽鶴。
 

 

 

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