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目にも舌にも美味しい「OSHISUSHI」が Commercial Drive に行列を作る
@ Kishimoto japanese kitchen + sushi bar


 
 
 
 
 
 
 
 
Commercial Drive の超人気ジャパニーズレストラン

個性的で小規模な店舗が所狭しと並んでいる Commercial Drive。ほんの数百メートル歩くだけでも、イタリアンを始めとした多様な国々のレストラン、エスニックな食材店、ヨーロピアンな雑貨店、独特な雰囲気のコーヒーショップ、正体の分からない店舗など、さまざまなお店に出会えるユニークなエリアだ。
『岸本』は、その Commercial Drive で評判のジャパニーズレストラン。決して派手な店構えではない。ざっとメニューを見ただけでは、寿司や丼、うどん、天麩羅などを安価に提供している普通のジャパレスのように感じられ、特に目立った印象も得られない。 しかし『岸本』は、数々のレビューサイトで非常に多くのカスタマーから「とてもリーズナブルで美味しい」「特に OSHISUSHI が最高」「ディスプレイも味も素晴らしい」と大絶賛されている。これほど多様な人種が混ざり合った、個性派揃いの賑やかな地域で、高い評価を受けているジャパニーズレストランとはどのような店なのか。それを確かめるべく取材させていただいた。

評判どおり、期待以上の「OSHISUSHI」

『岸本』でお薦めのメニューと言えば、まずは OSHISUSHI(押し寿司)。ほとんどのお客さんが少なくとも一本は注文するそうだ。バッテラや鱒寿司のような押し寿司ではなく、バンクーバーでも楽しみやすい食材が使われているが、そこには日本のきちんとした押し寿司の技術が生かされている。盛り付けにも大根やニンジン、そしてビーツの桂剥きや飾り切りがふんだんに使われており、いかにも北米の寿司ファンに喜ばれそうな華やかなルックス。果たして味はどうなのかというと、これが非常に細やかで、随所に和食らしい(そして関西風を感じさせるような)趣向が凝らされている。
たとえば『Salmon OSHISUSHI』(10.95ドル)は、サーモンと米の鮮やかなレイヤーにハラペーニョの緑が映える一品。普通のジャパレスだと、ここにクリームチーズやマヨネーズが遠慮なく投入されるだろう。しかし、この『Salmon OSHISUSHI』にはオリジナルのクリーミーソースが控えめに、絶妙な匙加減で効果的に添えられている。そのソースは繊細かつ風味の豊かな「和」のテイストで、サーモンの美味しさをしっかりと引き立てている。 『Spicy Tsuna OSHISUSHI』(10.75ドル)は、その名のとおりスパイシーなマグロの押し寿司、ディープフライされたライスが特徴的だ。「揚げちゃったのか……ギトギトになるんじゃないのか」。そんな不安を抱きつつ箸を伸ばしてみると、これが油っこさを感じさせないクリスピーな口当たり。焼きおにぎりにも少し似た香ばしさとマグロのピリピリ感が見事にマッチしている。本当に揚げたのかと疑いたくなるほど、不思議としつこさがない。この技を真似できる店は少ないだろう。
『Unagi OSHISUSHI』(11.75ドル)は、甘辛くこってりしたウナギにキュウリという、日本人なら誰でも知っている名コンビの押し寿司。しかし、ここにもオリジナルのソース、そして惹きたての黒コショウが、ウナギの味の邪魔をしない程度に使われている。懐かしさと新しさが同時に襲い掛かってくるような不思議な一品だ。
『Asparagus OSHISUSHI』(8.95ドル)は、春にぴったりのアスパラ寿司。貝のような歯ざわりのアスパラとオリジナルソースの優しい取り合わせは、とてもベジ寿司とは思えないほど豊かな味。それを爽やかな柚子の香りがキリっとまとめている。さすがに柚子はバンクーバーでは手に入らないため、日本から取り寄せているそうだ。
ありがちなジャパレスの寿司とは明らかに一線を画した、ルックスも味も丁寧で美しい寿司が 10 ドル前後。これは評判になって当然だ。「もう、マヨネーズのラインで覆われたアボカドとクリームチーズの寿司にはウンザリだ」という方にも自信を持ってお薦めできる。これら 4 つの OSHISUSHI は 7 ピースにカットされて提供される。見た目は愛らしいものの、お米が「押されている」ので(当たり前だが)、けっこうお腹にたまりやすい。一度に 4 種類すべてを試したい場合は、カップルではなくグループで挑戦したほうがいいだろう。

幅広いメニュー、でもきっちりしてます

『岸本』の寿司は、OSHISUSHI の他にも各種のスペシャルロールや細巻きがある。中でも Hamachi Roll(8.5ドル) は、岸本さん自身もお気に入りの一品とのこと。ハマチ、ハラペーニョ、アボカド、Chili Miso(!)、そしてコリアンダーが巻かれた非常に個性的なロールだ。残念ながら取材時には食べることができなかったのだが、味を想像するだけでも楽しくなってくる。「もしもコリアンダーが嫌いでなければ、ぜひ試してほしいです。きっと気に入っていただけるでしょう」。岸本さんは自信たっぷりだ。
『岸本』には 他にも ISHINABE(石鍋)、刺身、丼、うどん、お好み焼きなど、様々な料理が取り揃えられている。「そういうジャパレスは手抜きが多い」という印象を持つ方もいるだろう。しかし、ここでは岸本さんを始めとしたシェフたちやスタッフたちがテキパキ丁寧に働いているので安心できる(ちなみにシェフは全員 5 年以上の調理経験を持っており、スタッフは全員日本人とのこと)。各料理に使われているソース類もほとんど全てが自家製で、市販のものは数えるほどしか使われていない。
さらにデザートのアイスクリームも全て自家製だ。あっさりめの食事の後には、本物の抹茶の香りが深い Macha や、ゴマと黄粉のダブルの香ばしさがたまらない Black Sesame がお薦め。逆に濃厚な食事の後ならば、ぜひ Yuzu のアイスクリームを試してほしい。これはアイスクリームとシャーベットの間ぐらいの食感で、柚子の爽やかさが口の中をさっぱりしてくれるものの、シャーベットの鋭い冷たさとは違った風合いが優しい、心地のいいデザートだ。(3 種アイスクリーム、各4.95ドル)

岸本さんとジョンさん

オーナーでシェフの岸本さんは日本で 8 年間、バンクーバーで 8 年間、料理人としてのキャリアを積んできた。そんな岸本さんと、奥様のジョンさんが Commercial Drive に店をオープンさせたのは僅か 2 年前。あっという間に『岸本』は Commercial Drive の名店となった。
友達を通して知り合った二人。もともと自分の店を開きたいという夢を持っていた岸本さんだが、バンクーバーでの開店にはジョンさんの強い後押しがあったという。「あなたが店をオープンさせたいと言うなら、なんでも手伝うわ、やりましょう」。そう言って岸本さんを励ましたのだそうだ。岸本さんの才能を見抜いていたジョンさんには、それを成功させる確信があったのだろう。
そんな『岸本』のメニューには、北米のジャパニーズレストランらしさを感じさせる料理と、日本人が「おおっ」と声をあげてしまうようなド真ん中の和食(茄子田楽、鯵の刺身、タコの酢の物など)の両方が混在している。この絶妙なバランスが、ユニークなエスニックレストランの立ち並ぶ Commercial Drive でファンを獲得してきた理由の一つなのかもしれない。
「バンクーバーの食材を生かした日本の味を提供したい」「目でも食べられる美味しい料理を提供したい」。ジョンさんの望みは大きく明快だ。対称的に、岸本さんの発言は素材や味を丁寧に語ったものが多く、ひたすら料理を続けてきた「和食の職人さん」らしい真面目さに溢れていた。とにかく美味しい料理でお客さんを喜ばせたい岸本さんと、彼の料理の魅力をバンクーバーっ子に伝えたいと願ってきたジョンさん。この二人のバランスもまた『岸本』を成功させてきた秘訣なのだろう。

『岸本』必勝法

リーズナブルで美味しい料理が食べられる『岸本』、唯一の残念な点は人気がありすぎることだろう。固定ファンの多い『岸本』には、週末でさえ待ち行列ができてしまうことが珍しくない。小さな人気レストランの宿命とはいえ、なるべく待たずに食べたい。そんな方にはランチタイムがお薦めだ。ディナータイムに比べると混雑しておらず、GYOZA SPECIAL、KARAAGE SPECIAL、UDON SPECIAL、SUSHI&SASHIMI SPECIAL など、様々な和食メニューが 8.55〜12.95ドル、ほとんどは 10 ドル以下で気軽に手早く食べられる。 「だけど私は、仕事のあと日本酒を飲みながら OSHISUSHI が食べたい!」という方は、午後 5 時の開店直後を狙おう。6 時、7 時を過ぎると、お酒を飲みながらゆっくり食事を楽しむ大人のグループやカップルの客層がメインになるが、開店直後はファミリー客が多いため、たとえ並ぶことになっても待ち時間は短めになるだろう。
最後に個人的なアドバイスとして、メニューの1ページ目のスペシャルメニューを忘れずに見ることをお薦めしたい。『岸本』には、気に入ったレギュラーメニューを何度も注文するお客さんが多く、入店前からオーダーが決まっているためか、変化するスペシャルメニューが注目されづらいという。しかし和食の楽しみといえば季節の味だろう。この日のスペシャルメニューにも、鯵の刺身や鯛茶漬けなど、ぜひ試してみたい料理の名前が掲載されていた。秋には松茸の土瓶蒸しも提供されるという。そこに写真が掲載されていなくても、料理の内容が分かる私たちは少し有利だ。どうぞ、その点をお見逃しなく。



記事:ソネハラケイ




Kishimoto japanese kitchen + sushi bar(岸本)
【住所】2054 Commercial Drive Vancouver地図
【電話番号】604-255-5550
【営業時間】Open Tue-Sun for
Lunch 11:30am-2:30pm
Dinner 5:00pm-9:45pm
Closed on Monday and holidays
【facebook】
FACEBOOK: Kishimoto japanese kitchen + sushi bar

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